アーティスト・イン・レジデンスプログラムについて|FIN/JPN LABシリーズ PART III

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アーティスト・イン・レジデンスプログラムについて|FIN/JPN LABシリーズ PART III

フィンランドセンターは、長年、アーティスト・イン・レジデンスプログラム(以下AIR)に積極的に取り組んできました。アート関係者が海外で活動することをサポートすることはフィンランドセンターの大きな役目でもあります。AIRはアーティストに新しいインスピレーションと視点を与える機会を提供するだけでなく、今後の制作過程においても新しい長期的なネットワークを構築し強化しています。

20年来、フィンランドセンターと遊工房アートスペースは両国のAIRをサポートしており2017年からY−AIR Young Artist in Residenceプログラムを開始しました。このプログラムは若手アーティストに焦点をあて首都圏から地方までレジデンスを拡大していきます。フィンランドにおいてもフィンランド北部のオウルやイイでのレジデンスや、日本では長野県東御市の天空アートフェスティバルに参加しました。

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Y-AIRに参加するレジデンスアーティストは自然の中であるスタジオで働いています。2017年の日本人アーティスト、升谷絵里香さんがSomething invisibleと言うヴィデオを作りました。

Y-AIR開催の今年、レジデンスアーティストはトゥイヤ・テイスカさん、升谷絵里香さんでした。彼女たちの作品は、居住空間に作られた芸術の多様性を示しテイスカさんは糸、色彩、テクスチャーを織り込んだ有機的物質オブジェを制作し、升谷さんはアウトサイダー的視点からビデオ・ドキュメンテーションやパフォーマンス的要素をとりいれた作品を制作しています。

遊工房アートスペースはフィンランド・アーティスト・スタジオ財団やアートプロモーションセンター(フィンランド)とも共同プロジェクトをおこなっており現在、マイヤ・ルートネンが東京で活動中です。

10月27日、フィランドからのマイヤ・ルートネン、トゥイヤ・テイスカ、升谷絵里香のレジデンスアーティスト招き、フィンランドセンターと遊工房アートスペースとの共催でセミナーを開催しました。2017年夏にフィンランド・アーティスト・スタジオ財団によるレジデンス活動に日本のアーティスト吉田和夫さんも本セミナーに参加しました。

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3回目のFIN/JPN Labでは、フィンランドセンターのカティ・ラークソと遊工房アートスペースの達彦村田がアーティストと一緒にレシデンシーについて話しました。

このイベントは、FIN/JPN LABシリーズとして3回目を迎えました。(第1回2016年秋、第2回2017年春開催)

アート、美術館、大学関係者を交え、レジデンスアーティストの活動、体験談、ディスカッションをおこないました。アーティストたちはレジデンス活動のメリットだけでなくレジデンスのもつ意義、その後の彼らにとってネットワークの構築など語りました。参加者の中にはHIAP(Helsinki Artist Intrnation Program)から助成をうけトーキョーアーツにてレジデンス活動をおこなっているシモ・ケッロクンプも出席しました。

フィンランドセンターは、多くのAIP機関や団体と積極的にサポートをおこなっています。AIR制作過程活動中の広報も当センターのSNSを通じて発信していきます。the institute’s Instagram account *ケッロクンプのレジデンス活動の様子も御覧いただけます。Open Studio event