ワイルド・アット・ハート ~ フィンランドのモダンデザインとアートのコレクション

Date
8月 31, 2020
Location
ニュース
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フィンランドのデザインはその質の高さと独特な形状で知られています。シンプルで自然な色合いとはっきりとした直線的なアクセントだけでなく、大胆さや高い創造性、生き生きとした色使いもまたフィンランドのデザインの特徴です。展覧会 「ワイルド・アット・ハート~フィンランドのモダンデザインとアートのコレクション」では、フィンランドの現代的なデザインの多様性を見ることができます。本展覧会のキュレーターは、フィンランドのデザイナー、テロ・クイトゥネンが務めています。

 

ワイルド・アット・ハート ~
フィンランドのモダンデザインとアートのコレクション

2020 年 10 月 2 日(金)~ 年 10 月 12 日(月)

メッツァパビリオン Metsä Pavilion
フィンランド大使館 〒106-8561 東京都港区南麻布 3-5-39

開館時間: 平日 10:00-18:00, (木曜日 10/8 は 12:00-20:00)
週末 11:00-17:00

入場無料、予約必要

12歳未満の方々はチケットを予約必要がありません。

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「ワイルド・アット ・ハート」は、今日のフィンランドデザインのエキサイティングな世界へと来場者を誘う色鮮やかな展覧会です。展覧会のタイトルは、フィンランド人の恥ずかしがり屋で控えめな性格とは裏腹な、心の奥に脈打っている活気や情熱というあまり知られていない一面を表しています。展覧会は3つの異なるテーマで構成されています。「ありのままの美しさ」、「社会的影響」、そして「ワイルドなユーモア」です。

展覧会のキュレーターであるテロ・クイトゥネンは、「特に、デザインは無限であることを強調したいと考えています。私たちは、人々が異なる創造的な分野の間をより自由に行き来できるデザインルネッサンスの時代に生きているのだと感じています」と述べています。

「ありのままの美しさ」というテーマは素材をベースとしたアプローチ、そして明確な視覚言語を使っていることが特徴です。アントレイ・ハルティカイネンは木工技術を駆使して原木を繊細でスタイリッシュな彫刻に変えています。写真家のソフィア・オッコネンは、彼女の特徴である力強い視覚性で女性らしさと向き合い、テロ・クイトゥネンは陶磁器の表面へのタッチで様々な意味合いを表現しています。クラウス・ハーパニエミの視覚世界では、フィンランド民話をモチーフにしています。

「社会的影響」ではデザインを社会的要因として見なしています。ミラ・ヴァーテラはガラス吹きの伝統に新しい命を吹き込み、チュリ=ティティ・コイヴラのファッションコレクションではプラスチック廃棄物と素材の再利用の問題に取り組んでいます。ミフコという会社はケニア出身の女性職人を雇用するために設立されました。柔軟で安全な雇用関係により、女性たちは生活に困らないだけの収入と社会へのより大きな影響力を得ることができるようになります。

遊び心とユーモアは、展覧会の中心的なテーマとして幾度となく登場します。特に、「ワイルドなユーモア」の展示ではこれが顕著であると言えます。フィンランドの著名なデザイナーの一人 エーロ・アールニオの作品は、独創性と大胆さが特徴です。 テエム・サロネンは、ポップアートの要素を自身のエネルギーに満ちた色鮮やかなスタイルに組み込み、彫刻とデザインといった独自のスタイルを確立させており、カンパニー(アム・ソンとヨハン・オリン)は、世界中にいる手工芸の巨匠を参考に、工芸品の伝統と創造への純粋な喜びの両方に対する敬意を作品で表しています。

「ワイルド・アット ・ハート」は、地球環境と持続可能性を考慮したフィンランドデザインの教科書例とも言える東京のメッツァパビリオンにて展示を行います。東京2020オリンピックのために建てられたこのパビリオンは、 ヘリン & co建築事務所とインテリアデザイナーのウッラ・コスキネンによって設計されました。

「ワイルド・アット ・ハート」は、ドイツ、ハンガリー、スウェーデン、そして日本のフィンランドセンターと、インテリア、デザイン&家具フェア「ハビターレ」のコラボレーション企画です。2019年のウィーン・デザイン・ウィークにおける最初の展示会以降、ブダペスト、ストックホルム、ヘルシンキで開催されています。

最後になりましたが、日本のフィンランドセンターは、展示会にご協力頂いたラプアン カンクリ株式会社POS(北欧雑貨)に感謝申し上げます。

写真: マイヤ・アスティカイネン    インスタレーション: テロ・クイトゥネン